町会長にきいてみた!
本事業では各学校・幼稚園の通学区域別に「ランPAT 2.0」のおすすめランニングルートを紹介しています。
防犯に加えて「令和時代の夜回り火の用心」として、まちを知ることは大切です。
各通学区域を構成する町会長さんに、まちのことをきいてみました。
取材・文:NPO法人センター・オブ・ジ・アーツ 企画制作部
日本橋地域 第三弾
常盤小学校
※本ページは、ランニングパトロール実施時点(2023年11月)の情報を基に作成しています。
通学区域:
本石町・室町・本町
該当する連合町会:
日本橋一の部連合町会
ふるきよき時代の産物を歴史と共に発展させていくまち。
日本橋は江戸時代、五街道の起点となる日本の中心として文化・経済・産業の発祥と発展の起源となり栄えてきました。
そんな日本橋の一の部連合町会を通学区域とするのが常盤小学校です。
明治6年(1873年)、時代が大きく変わろうとする時に元々は現在「日本銀行」が所在する旧本町一丁目13番地に創立されました。
写真提供:中央区立京橋図書館
特認校であるため、区域外からの通学児童も多数。
それだけに子どもたちや保護者の方々に通学エリアを知っていただく大切さがあります。
かつての日本橋は多くの稲荷神社があり、現在も室町の新社殿の福徳神社や本石町の白旗神社などが鎮座、日本橋は江戸時代より長年多くの神様に見守られてきました。
江戸三大まつりに数えられる「神田祭」や「山王祭」の氏子地域でもあります。
宝田恵比寿神社では、毎年10月にべったら市が行われます。
大震災や戦争に直面しても、復興を契機に発展となるよう乗り越え、オフィス街として観光のまちとして世界に誇れるまちとして躍進し続けています。
だからこそ町会長の皆さまのまちへの愛、思い入れの深さに気付かされます。
毎年7月に行われる『名橋「日本橋」橋洗い』にもその思いが表れています。
歴史と共に育まれた品格の高さは町会長さん方の思いの深さに比例します。
まちへの深い思いとともにリアルな声を交流会議では寄せていただきました。
開催時の令和5年(2023年)現在、日本橋は再開発にあたり大きな進化の過渡期にあります。
よって大規模工事も多く、そのぶん注意喚起を呼びかける箇所も多くなります。
子どもたちはまちを未来へと繋ぐ一端を担います。
だからこそ見守りの気持ちの大切さを共有する機会となりました。
蛍光イエローのビブスを着用して、日本橋の中心街をランできる稀有な体験。
まちの歴史にも触れることができる地域理解の深まる機会です。
ウォーキングでご参加された町会長の皆さまもご自身のまちを闊歩することが嬉しそう。
古きは金座として、現在は日本銀行が在る地域として、日本経済の中心として歴史と共に発展してきたまち。
歴史を背負う様々な建造物は荘厳で見応えたっぷり。
観光客でも賑わうまちでご自身も日頃ウォーキングが日課だという町会長様より、桜の季節の見どころもご紹介いただきました。
大規模な再開発という発展の中地域のための町会活動も様々です。
ランPAT2.0の活動の素晴らしさをあらためて実感する機会となりました。
本町四丁目東町会のバーベキュー大会
町会長の皆さまのまちへの誇りに触れることができ、まちを知ることとなる。
それが子どもたちの見守りとなり健全育成へと連携されていく。
日本橋一の部連合町会 町会長の皆さま・常盤小学校PTAの皆さま・諸先生がた・ ランPATという見守り活動を盛り上げるため応援にかけつけてくれたピーポくん・久松警察署の皆さま。
本当にありがとうございました!